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「ジェネラティブNFT」ってなんとなく聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
ただ、ジェネラティブNFTとはなんなのか実際のところわからない。用語はわかったとしても、作り方や買い方がわからないという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、この記事では、ジェネラティブNFTの特徴や作り方、買い方をわかりやすく解説します。あなたもジェネラティブNFTに挑戦してみましょう。
ジェネラティブNFTとは?
ジェネラティブNFTとは、コンピューター(プログラミング)によって自動生成されたNFTアートのことです。
NFTアートとは、デジタルアートをNFTとして発行したもので、ブロックチェーン上に存在する唯一無二で、同じデザインない作品です。
ジェネラティブNFTは、パーツを組み合わせたり、計算式で描画したりすることで、多様でユニークな作品を作ることができます。
ジェネラティブNFTは、NFTアートの新しいトレンドとして注目されています。
ジェネラティブNFTは、作品の種類や数が限られているので、レアな組み合わせなどすれば希少性やコレクション性が高まり、高値で売ることも可能になります。
ジェネラティブNFTは、デジタルアートの可能性を広げる革新的な技術です。
主なジェネラティブNFT
では、どのようなジェネラティブNFTのシリーズがあるのでしょうか?
それでは主なジェネラティブNFTを紹介していきます。
CryptoNinja Partners(CNP)
「CryptoNinja NFT(CNP)」とは、インフルエンサーのイケハヤさんが手掛ける、忍者をモチーフとした日本発のジェネラティブNFTです。
各忍者には、名前や性格、忍術や武器などの設定があります。
CNPは合計で22,222点販売されましたが、わずか1時間ほどで完売しています。
CryptoNinja NFT(CNP)の購入には、イーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要となります。
また、「CryptoNinja NFT」はライセンスフリーであり、二次創作やグッズ化などが自由にできます。
さらに、「CryptoNinja NFT」には国内最大のNFTコミュニティ「NinjaDAO」があり、様々なプロジェクトやイベントが行われています。
これらの特徴が、「CryptoNinja NFT」を人気のジェネラティブNFTとしております。
CryptoPunks(クリプトパンクス)
CryptoPunks(クリプトパンクス)とは、イーサリアムのブロックチェーン上に存在するデジタルコレクションのことです。
Opnseaのランキング一位のジェネラティブNFTで、10,000個のユニークなキャラクターで構成されており、それぞれがNFT(非代替性トークン)として取引されます。
CryptoPunksは、24×24サイズのピクセルアートで作られており、人間や猿やゾンビやエイリアンなどの種類があります。
ただ、2017年にLarva Labs社によって発行された最初期のジェネラティブNFTであり、現在では希少性や歴史性から高額で売買されています。CryptoPunksの公式サイトはこちらです。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)
ジェネラティブNFTとしての「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」とは、米国Yuga Labsが制作した類人猿をモチーフにしたNFTアートのコレクションです。
BAYCは、10,000個の異なる顔や服装の類人猿からなり、それぞれがERC-721トークンとしてイーサリアムブロックチェーン上に発行されています。BAYCは、2021年4月にNFTマーケットプレイスOpenSeaで販売を開始し、数日で完売しました。
その後、NBAのスター選手ステフィン・カリー氏や音楽プロデューサーのスティーブ・アオキ氏などの著名人がBAYCを購入したことで話題になり、価格は急騰しました。現在、BAYCは最も人気のあるジェネラティブNFTコレクションとして注目されています。
BAYCは、単なるジェネラティブNFTではなく、コミュニティやエンターテイメントとしても発展しています。
BAYCのオーナーは、類人猿向け沼地クラブのメンバーとして特典や権利を得ることができます。例えば、「Bored Ape Kennel Club」などの新しいコレクションに無料でアクセスできたり、「The BAYC Comic」などのコンテンツに参加できたりします。
ジェネラティブNFTの特徴と魅力
次に、ジェネラティブNFTの特徴と魅力を解説します。
自動生成できる
ジェネラティブNFTは、プログラミングによって作品の生成方法やルールを定め、それに基づいて作品を生成します。
大量に自動生成できるため、1個あたりの単価が下がり、誰でも手に入れやすくなるのが特徴です。
希少性やコレクション性
逆に、ジェネラティブNFTは作品の種類や数が限られていることもあり、希少性やコレクション性が高まります。
例えば、「Bored Ape Yacht Club」では、10,000匹の中で特定の毛色や服装を持つサルは希少価値が高くなります。
多様でユニークな作品
ジェネラティブNFTは、パーツを組み合わせたり、計算式で描画したりすることで、様々なバリエーションやパターンを生み出します。
そのため、同じコレクションでも、一つ一つが異なる特徴や個性を持ちます。
例えば、「CryptoPunks」では、キャラクターの髪型や目や口などが違います。
マーケティングに力を入れている
ジェネラティブNFTの特徴と魅力の一つとして、マーケティングに力を入れていることが挙げられます。
TwitterなどのSNSを活用して、作品の生成方法や背景にストーリーやコンセプトを伝えることで、観賞者の興味や好奇心を引きます。
ジェネラティブNFTは、マーケティングに力を入れることで、作品の価値や魅力を高めています。
コミュニティが充実している
ジェネラティブNFTの特徴と魅力の一つとして、コミュニティが充実していることが挙げられます。
例えば、「Bored Ape Kennel Club」では保有者限定のチャットルームがあったりします。
ジェネラティブNFTは、コミュニティが充実していることで、作品の価値や魅力を高めています。
また、CryptoNinja Partners(CNP) では専用のコミュニティ「Ninja DAO」があり、参加者は約26,000人ほどで大盛況です。
ジェネラティブNFTの買い方
ジェネラティブNFTの買い方として5ステップありますので、それぞれ解説します。
①仮想通貨の口座開設をする
仮想通貨取引所に口座開設をする必要があるのか疑問に持つ方もいらっしゃるでしょう。
NFTは現金ではなく、仮想通貨で購入するからです。
基本的に無料で口座開設できますが、その中でもコインチェックがおすすめです。
本人確認書類等を登録し、審査がOKであれば仮想通貨の取引が開始できます。
②イーサリアムを購入する
コインチェックで口座開設できましたら、イーサリアム(ETH)を購入します。
専用口座に日本円を予め送金してから、イーサリアムを購入します。
ホーム画面の「日本円の入金」から日本円を入金します。
入金方法は、「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」のいずれかを選択して下さい。
コインチェックの販売所で、下記の流れでイーサリアムを購入します。
「①販売所(購入)を選択」「②「ETH」を選択」「③購入するETHの数量を入力」「④購入するをクリック」
③仮想通貨ウォレットのメタマスク(MetaMask)を作成する
ウォレットは数多く存在してますが、その中でも「MetaMask」はおすすめです。
PCで利用するなら、Chromeウェブストアで「MetaMask」と検索して、「Chromeに追加」から「拡張機能を追加」をクリックすることでインストールが完了します。
ウォレット作成やパスワード作成を完了もさせておきましょう。
先ほどコインチェックで買ったイーサリアムをMetaMaskへ仮想通貨(暗号資産)を送金してください。
■「暗号資産を送金」を選択
■「Ethereumを送金」を選択
■送金情報を入力します。
送金先・・・メタマスクのアドレスをコピペ
送金目的・・・選択式
送金額・・・・送金したい金額を入力
メタマスクのアドレスは下記から確認できます。
④メタマスク(MetaMask)とOpenSeaを紐づける
続いて、メタマスク(MetaMask)とOpenSeaを紐づけます。
その前に、「OpenSea」を説明します。
「OpenSea」とは、世界最大級のNFTマーケットプレイスです。「NFTといえばOpenSea」と言われるほど大きなシェアがあります。
「OpenSea」の画面右上にある「ウォレット接続」をクリックして、「MetaMask」を選択すれば接続完了です。
⑤OpenSeaでNFTを購入する
OpenSeaにてご自身が買いたいジェネラティブNFTを見付けて、「Add to cart」をクリックして購入します。
そうすると、ウォレットの画面に遷移しますので、「Complete Purchase」をクリックします。
以上が、ジェネラティブNFTの買い方となります。
まとめ
この記事では、ジェネラティブNFTとは何か、どのような特徴や魅力があるか、どのように買うことができるかをわかりやすく解説しました。あなたもジェネラティブNFTに興味を持ってきましたでしょうか?ジェネラティブNFTを楽しんでみましょう!